Josep Triadó Mayol(1870-1949)
ジョセフ トリアド マイヨールはスペイン、バルセロナ出身の画家、デザイナーです。
アレキサンドル・デ・リケと共に、スペインでのモダニズム、アールヌーボーの啓蒙に貢献しました。
1902年、マイヨールはリケと数人の仲間と共に「イベリアexlibrists協会」を設立し、蔵書票の専門誌「Revista Ibérica de Exlibris」を創刊します。
この雑誌は1903年から1906年まで季刊で3年間しか刊行されませんでしたが、蔵書票の調査研究だけでなく、当時グラフィックデザインの先進国だったドイツ、イギリス、フランス等の最新の蔵書票を絵入りで紹介しました。それは結果的にアーツ&クラフツ、アールヌーボー、ジャポニズム等の様々な芸術運動をスペインに紹介する役割を果たしました。
この雑誌は1903年から1906年まで季刊で3年間しか刊行されませんでしたが、蔵書票の調査研究だけでなく、当時グラフィックデザインの先進国だったドイツ、イギリス、フランス等の最新の蔵書票を絵入りで紹介しました。それは結果的にアーツ&クラフツ、アールヌーボー、ジャポニズム等の様々な芸術運動をスペインに紹介する役割を果たしました。
ウイリアム・モリスを尊敬するマイヨールの蔵書票はアールヌーボー調で、リケ、ミュシャ、ビアズリー等の影響が顕著に見られますが、スペイン的?な装飾的構成と古典絵画の影響も感じられ、とても魅力的なのです。
聖母マリア像のようです 票主がマリアさんですね
リケに師事していたので画風が似ていますね
宗教画の影響も受けています
マイヨールの自画像です
古典絵画、銅板画の研究も伺えますね
青い風ってのは勝手なイメージです