タンホイザー、指環4部作、トリスタンとイゾルデ等の楽劇は現代でも超人気曲です。
ワーグナーは19世紀後半から既にドイツ、ヨーロッパを中心にカリスマ的な人気があり、ルードヴィッヒ2世、ニーチェ、ボードレール、ヒトラーなどもその信奉者でした。しかし音楽的には天才でしたが、その人物はかなり破天荒だったようで、様々なスキャンダラスな逸話も残されています。
その熱狂的なファンをワグネリアンと呼びますが、蔵書家の中にもワグネリアンはかなり存在したようで、多くの蔵書票にワーグナーの肖像や彼の作品世界が描かれています。ドイツではワーグナーに関連した蔵書票だけを集めた展覧会も開かれている程です。斯く言う私もワグネリアンの端くれでして、少なからずコレクションしています。そんなわけで生誕200年を記念して今回はワーグナー関連から選んでみました。
ちなみに指揮者はベタですがショルティと最近はレヴァインをよく聴いてます。
ラインの黄金よりヴァルハラ城です Karl Ritter
これもリングですねワルキューレの一場面だと思います Emil Doepler は絵画も素晴らしいです
ワルキューレです 少し太めです B. Liebig
さまよえるオランダ人 Franz Stassenも絵画で素晴らしいワグナー世界を描いています
これもヴァルハラ城ですね Bruno Heroux
極めつけはBayrosです 奥さんがヨハン・シュトラウスの娘だった関係か音楽関係の蔵書票も多いですね。1年位ですぐ離婚したそうですが