前回、蔵書票に描かれた騎士を特集しましたが、今回はその中から甲冑のみを集めてみました。
伝統的な紋章盾型蔵書票に描かれたのは主に甲冑の頭部、いわゆる兜(ヘルメット)の部分がほとんどです。
甲冑は時代、国、地域、身分、流行等によって様々なデザインがあり、美術品としても魅力的なのです。
精緻な銅板画によって描かれた傑作
珍しい女性の為の甲冑デザイン
福岡のKさん譲っていただきありがとうございました。 |
William Nicholson (1872-1949)
ウィリアム・ニコルソンはイギリス出身の画家です。
パリのアカデミー・ジュリアンで学び、肖像画と木版画を得意としました。また絵本の挿絵画家としても有名で、「ビロードうさぎ」や「ふたごのかいぞく」旧版は日本でも出版されていたのでご存知の方も多いかもしれません。「ふたごのかいぞく」は谷川俊太郎さんの名訳でした。
Josef Hodek (1888-1973)
ヨーゼフ・ホデクはチェコ出身の画家、版画家です。