様々な都市伝説や陰謀説に彩られた謎の秘密結社、というイメージがあるフリーメイソン(Freemasonry)。その真実の姿は知るよしもありませんが、現在も世界中に支部を持ち、多くの会員を擁する友愛団体として活動しています。その起源は16~17世紀のスコットランドであるという説や、エジプトのピラミッドが建造された時代からという説まで様々あります。
元々は石工職人のギルドがルーツであったらしく、その象徴には上下に交差するコンパスと定規が描かれています。コンパスは真理を表し、定規は道徳を表します。通常は中心に[G]の文字が描かれ、これはGOD、Geometry、Glory等を表すとされています(一説ではGnosticismを表すとも)。
古い蔵書票を眺めていると時々このマークが描かれているものがあり、調べてみるとフリーメイソンに辿り着きました。あまり前面には描かれず、さりげなく画面に埋め込まれていたり、簡略化され、隠蔽された形だったりしますが、その辺が秘密結社たる所以なのかもしれません。
但し、信じる信じないはあなた次第です。
マークの中心のGの文字は描かれていません。 Gマークが無い場合ユダヤ教のシンボルダビデの星の暗喩と考える事も出来ます。 この蔵書票は図像も色々と象徴的です。
珍しくストレートに描かれた蔵書票
うまくカモフラージュして描かれています
ふくろうは知る人ぞ知る重要な象徴としての意味があります 数字の13も表します つまり・・・
逆向きに描かれています。 そして輪の上を歩く男がこのまま歩けば・・・
これもアヤシイ 交差するコンパスと定規がまさに六芒星ダビデの星を模っています
もうひとつのフリーメーソンの象徴、プロビデンスの目 が描かれています